当院の鍼灸治療は、『睡眠の質を改善させ自己治癒能力を発揮できる体質に改善』するので体と心の疲れが取れて、精神的に余裕ができて、ストレスとの付き合い方が変わって依存症になりにくくなります。
人間ですから、ストレスに押しつぶされてしまう時、誘惑に負けてしまう時もあります。
『依存症』というと治らない、恐いモノを思う方が多いですが、依存症を正しく知り、正しい対処をすれば、必ず改善します!
①依存しまう原因のストレスを見つけ、ストレスを少なくしたり、ストレスとの付き合い方を考える
②依存しない様に落ち着いて考えられるように、体と心の疲れを取る
③依存しにくい『何か』でストレスを発散できる様に徐々に変えていく
④ストレスに負けない体を作る
この4つが重要です!
うつ病や不眠症、自律神経失調症の患者さんに多い症状として『依存症』があります。
『依存症』とは日常生活に支障をきたしているにもかかわらず、お酒や薬物の使用・ギャンブル・買い物などにのめりこみ、それがやめられず、自分の力だけではどうにもならない状態を言います。
依存症には『物質依存』・『行為依存』・『関係依存』があります。
『物質依存』はアルコール・薬物・たばこ・カフェイン・糖質などの物質の快感を受けてやめられなくなった状態
※過食・拒食の摂食障害も含む
『行為依存』はギャンブル・買い物・ネット・ゲームなどの行為で得られる興奮や刺激にのめりこんでやめられなくなった状態
『関係依存』は恋愛・性など人間関係から生まれます
※宗教・DV・虐待も含む
雑に言うと、そもそも人間は何かしらの依存症です。
ストレスがあった時に、『何か』をしてスッキリした・気分が晴れたとしたら、その『何か』の依存症です。
その『何か』が生活に支障がでれば依存症、生活に支障が出なければ趣味,嗜好となります。
『何か』は人により、物質だったり、行為だったり、関係だったり、人それぞれです。
では何故、その『何か』をしてしまうのでしょうのか?
身体と心にストレスがあった時に、ストレスを発散したいので、『何か』をしてしまいます。
ストレスがある状態で依存している『何か』をやめても、ストレスを発散させたいので、違う『何か』にまた依存してしまいます。
お酒やギャンブルが悪い訳ではありません。 依存している状態になっている事が問題です!
依存している『何か』に満足感・達成感があれば依存症になりにくいです。
依存症の恐い所はストレスに発散する『何か』が更にストレスになって依存症になってしまう事です。
※例えば、アルコール依存は飲み過ぎると翌日、二日酔いで調子が悪くなってストレスがたまりやすくなり、またアルコールで発散するという悪循環になってしまいます。
依存する因子として、依存しやすい『状況』・『環境』もあります。
スポーツなどは、体力の関係、スポーツをできる状況を確保しないといけないので、依存症になりにくいいです。
反対に、アルコールはスーパー・コンビニなどでいつでも買えるので依存症になりやすいです。
体力・精神的に余裕がある時は、少しのストレスなら『何か』をした後のリスクを考えられるので、依存症になりにくいです。
しかし、体力・精神的に余裕がない時や大きいストレスがあった時には、『今すぐストレスを発散させたい!と考え、『何か』をした後のリスクまで考えられなっているので、依存症に陥りやすいです。
※依存症になるのが分かっているが、ストレス発散に『何か』をまたやってしまったと更にストレスになってしまう事も多いです。